病院であったいいこと
こんばんは、nosironoです。
今日は皮膚科に行ったのですが、おじいさん先生がすごく温かかったのでお話をさせていただこうと思います。
皮膚科に行った理由は、私の首筋や顔に赤い吹き出物が出るようになったからです。
今年に入って彼氏ができて、それ以来、気になり始めました。
彼はきれい好きなのでそんなことはないと思いますが、彼も首筋にできものがいつもあり、これは思いもよらないダニとかとびひするようなものかと疑いました。
ただのかぶれで病院に行くなんて、と昔は思っていましたが、こういうのは早めに病院に行って適切に処置してサクッと治すのが一番!
ということで、今日思い立って行ってみることにしました。
病院は会社のすぐ近くにありました。外装のコンクリートは年期を感じますが、窓や出入り口はキレイにしてあり、昔ながらの温かい味わいがあります。
受付の方も、「初めて?今日はどうしたの?診察までにちょっと時間かかるけど大丈夫?」とフランクに話してくれます。
待合室は定員10名程度のスペースに私を含め3名居ました。
待っている間に4人ほどのおばあさんがマッサージ(?)を受けに来ていました。
診察とマッサージはブースと担当医が異なるようで、スムーズに施術を終えていました。
おばあさんたちは施術待ちや会計待ちの間、受付の方と話したいのか、にこにこしながら受付の周りをウロウロ。カートを押しながらヨボヨボ歩くおばあさんも例外ではありません。
そういったところから、この病院は地域の方と一緒に生きてきたんだな、と温かい気持ちになりました。
一時間ほど待合室で待って、ようやく診察が始まりました。おそらく時間的に晩御飯の時間だったのだと思います。
主治医は80歳くらいのおじいさんでした。私の名前の読み方は、キラキラネームではないのですが、漢字と読みが若干一致しません。それで気になったのか、「こう読むんですね、素敵な名前ですね。」と言って下さいました。
場を和ませるためにみんなにそう言ってるかもしれませんが、不意に言われると、なんだかとても嬉しくなりました。
そして、診察に入ります。ただれはそこまでひどくはありませんが、「拡大してみますね」と言って首筋の患部にルーペを当てて観察開始。
「うーん、毛穴」
「こっちも毛穴!」
そして、おでこの生え際も荒れているのでついでにお願いしました。
「きれいなおでこですね」
「これも首筋の親戚ですね」
と、いうことで
「安心してください、死に至るような大病ではないですよ」
とお墨付きの診断結果をいただきました。
私は医学には全く詳しくないですが、何となくそれは分かる気がしました(笑)
満員電車や仕事、時間いろんなものが知らないうちに重しになっている今日において、不意に感じることになった、このゆるさとぬくもりは忘れがたいものとなりました。
とはいっても、今日この日記で詳細に振り返らなければ忘れてしまっていたかもしれません。
こんにちの情報量は私にとっては非常に多く、情報は流れるように入ってきては絶えず忘却する、そのような日々です。
忘れたくないことは自分できちんと分別して、記録しておかないといけないんだと、今更気づきました。
病院の受付の方、待合室のおばあさん、医院長、今日はありがとうございました。
早くきれいな皮膚になりたいです。
それでは、また今度。